…………………………………………………………………………………………………………………………………

・過去を知り、今を照らし、未来へ希望を 託す。
           そんな旅に、どうぞお付き合いください…。

   ~空海の心の教え~    空海に学ぶ生きる勇気 

*「空海」は Kūkai と表記されます。尊称を含めると「Kōbō Daishi(弘法大師)」とも呼ばれます。彼は平安時代の僧侶で、真言宗の開祖として知られています。中国で密教を学び、それを日本に持ち帰って広めた人物です。彼の書道の才能も高く評価されていて、「三筆(さんぴつ)」の一人としても有名です。<嵯峨天皇・空海・橘逸勢(従五位下・但馬権守役人)>

“A Place for Your Heart, Here and Now.”
The wisdom of Kūkai has guided people for over 1,200 years.
Even in our uncertain times, it can give you strength and hope for tomorrow.

⁂「昭和の温もりを胸に、平成の息吹を感じながら、真言密教の光を次の世代と世界へ届けます。       
          ryousyou.net   

「優雅と絶望が同居する、それが平安の京都だった。」

     *“心を照らすメンタル師”=空海の魂の教​えです! 

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・子どもたちの笑顔は花のように地に春を満たし、学ぶ声は梵音のごとく天心に響く…。

  無限の願い!

   ・『つながりを大切にする』(=縁起・大悲の心)

  • 身体・言葉・心」を使って仏とつながる方法のことです。
    *三密とは:(魔のコロナ時代に頻繁に使用された”コロナ語”とは全くの無縁です!)
    ・身(しん):手で印を結ぶ(ポーズをとる)
    ・口(く):真言(マントラ)を唱える
    ・意(い):仏の姿や意味を心に思い描く
    🧘‍♀️ これらを同時に行うことで、仏と一体になれるとされているんです。
    🎮 例えるなら… 「ゲームで“変身モード”に入るための3つのボタンを同時に押す」みたいなもの。全部そろうと、仏モードに突入!

    3. 🌌密教哲学ってどんな世界観なんですか?…
    「・宇宙=・仏。自分=・宇宙。だから、・自分=・仏」
    空海の密教では、仏は遠くにいる存在じゃなくて、宇宙そのもの。
    その中心にいるのが「大日如来(だいにちにょらい)」という仏で、すべての命の源。
    自分も宇宙の一部だから、仏と切り離された存在じゃない。むしろ、仏そのものなんだという考え方。
    🪐 例えるなら… 「宇宙のWi-Fiにつながってるスマホみたいなもの。仏のネットワークに、みんなすでに接続済みなんですよ!」

    *  ”仏”になるとは=”大日如来”になる。大宇宙の主=仏様=”大日如来” の等式で覚えておくと良いです。
  1. 不妄語(ふもうご) → 嘘をつかない。      🗣️「正直ってかっこいいですね。そしてお互いの信頼感がそこから生まれるはずです。」
  2. 不慳貪(ふけんどん) → 欲張りすぎない。 🎁「“シェアする”って、心も豊かになる魔法です。」

*空海は、これらの教えを通して「自分の心を整えることが、世界をよくする第一歩だよ」と伝えています。ルールというより、“心のトレーニング”と思ってもらえるといいでしょう。
⁂ 私達の祖先・縄文人は”おたがいさま”(平仮名 ”六文字” )の精神を、一万年余前からズート大切にしながら、平和に、健康的に生活していました…。    その遺伝子が令和の新生児にも受つがれているはずです…。   が・・・!

⁂ 悲しく、とても残念なことに令和の、日本社会は、助け合うという精神よりも、”個人主義”が蔓延中ですね…。                   自分さえ!、家族さえ、幸せならいい…。     世界一と言われた日本国民は…。(何処へ・・・

  • 「真言は宇宙と人とを結ぶ響き」
  • ・世の中がどんなに進化いたしましても、天然・自然の神巧威力にはけっして勝てません。
  • 人がどんなに賢明であっても、宇宙の神秘を詳らかにし、未然を察知することは不可能でございます。
  • ヒトに智恵の別はあれども、天地の大きさ・偉大さより之を見れば、いずれも五十歩百歩の差にすぎません。
  • されば賢者と雖も誇るに足らず、愚者亦恐れるに及ばず、
  • まさに智者必ずしも智ならず、愚もまた愚ならず、 でございます。
  • また視点を変えて見ますと、「人がいかに小なり、愚なりと雖も、宇宙を学び、天地を解明し、未然を察しうる」こともできましょう。
闇のなかに ひとすじの声  
それは真言 宇宙の鼓動  
星々は応え 風は舞い  
人の心に 光が満ちる  
身を整え 口に響かせ  
意を澄ませば 空は開く
我は宇宙 宇宙は我  
真言の波に すべてが溶ける

大日如来真言

“All living beings possess Buddha-nature, and all humans are equally noble regardless of social status.”

空海の解く、十善戒とは、若者向けに優しく説くと?

もちろん!空海が説いた「十善戒」は、仏教の教えの中でもとても大切な“心のルール”です。若者向けにわかりやすく、やさしく言い換えるとこんな感じになります👇

🌱空海の「十善戒」をやさしく表現しますと…

  1. 不殺生(ふせっしょう)  → 生き物をむやみに傷つけない。   🌼「命はみんな大切。虫でも植物でも、思いやりを持とう。」
  2. 不偸盗(ふちゅうとう)  → 盗みをしない。   👜「人の物は人のもの。借りるときはちゃんと聞こう。」
  3. 不邪婬(ふじゃいん)  → 相手を思いやらない恋愛や関係はしない。  💞「好きって気持ち、大事。でも相手の心も,ちゃんと考えよう。」
  4. 不妄語(ふもうご)  → 嘘をつかない。 🗣️「正直ってかっこいい。信頼はそこから生まれるんですよね。」
  5. 不綺語(ふきご)  → 無意味なおしゃべりをしない。         📱「SNSでの発信も、ちょっとだけ考えてからがいいですよ…。」
  6. 不悪口(ふあっく)  → 乱暴な言葉を使わない。           😤「言葉は刃にもなる。優しい言葉で自分も世界も変わるんです。」
  7. 不両舌(ふりょうぜつ) → 人の仲を裂くようなことを言わない。    👂「陰口より、応援の言葉を…。」
  8. 不慳貪(ふけんどん) → 欲張りすぎない。              🎁「“シェアする”って、心も豊かになる魔法なのです!」
  9. 不瞋恚(ふしんに)  → 怒りに振り回されない。           🔥「イラッとしたら、即、深呼吸。冷静な自分ってかっこ良すぎ。」
  10. 不邪見(ふじゃけん)  → 間違った考えにとらわれない。       🔍「自分の考えだけじゃなく、いろんな視点を持とう。」

・空海は、これらの教えを通して「自分の心を整えることが、世界をよくする第一歩だよ」と伝えています。ルールというより、“心のトレーニング”と思ってもらえるといいかもしれません。

*気になる項目があれば、もっと詳しく掘り下げることもできますよ!

・OKです! 空海(弘法大師)は、真言宗の開祖として知られ、仏教の教えを日本文化に深く根づかせた偉人です。彼の教えは、単なる宗教的な戒律にとどまらず、人生の智慧や心の在り方にまで及びます。ここでは、若者にも響くような空海の代表的な教えをやさしく紹介していきましよう。👇

「この身、このままで、仏になれる」

  • 仏になるには特別な力や長い修行が必要と思われがちですが、空海は「今の自分のままで仏になれる可能性がある」と説きました。
  • 自分の中にある“仏性”に気づき、それを磨くことで、誰でも悟りに近づけるという希望のある教えですね。
  • 空海はこの三密を通じて、仏と一体になる修行を説きました。
  • たとえば、優しい言葉を使う、思いやりのある行動をする、心を穏やかに保つ…それが仏に近づく道だと教えているんです。
  • 空海は、音や文字に深い意味があると考えました。
  • たとえば、鳥の鳴き声や風の音も、仏の声だと捉えるほど、自然や言葉に宿る“意味”を大切にしました。
  • SNSや会話でも、言葉の選び方ひとつで人を癒すことも傷つけることもできる…そんな現代にも通じる教えです。
  • 空海は、人の心の成長を10段階に分けて説明しました。
  • 最初は欲望に振り回される心から始まり、最終的には仏のような悟りの心に至るというもの。
  • 自分の今の心の状態を知り、少しずつ成長していくことが大切だと説いています。

空海の教えは、現代の悩みや迷いにもヒントをくれるものばかりです。「どう生きるか」「どう人と関わるか」「どう自分を磨くか」――そんな問いに、空海は静かに答えてくれます。空海の教えをやさしく解説:仏になるってどういうこと?

1. 🌟即身成仏って何?

「今の自分のままで仏になれる」という革命的な考え方!

  • 昔の仏教では、仏になるには何度も生まれ変わって長い修行が必要とされていました。
  • でも空海は、「今この瞬間、この身体のままで仏になれる」と説いたんです。
  • つまり、「自分の中にすでに仏の性質(仏性)がある。それに気づけば、もう仏なんだよ」というメッセージ。

🎧 例えるなら… 「完璧になるまで待たなくていい。今の自分の中に、すでに光がある。それを信じて磨いていこう」って感じ!

-「この身このままで仏となれる」という言い回しは、真言宗開祖・空海の基本教理を説明する際によく使われます。しかし、これは空海自身の文章ではなく、彼が説いた「即身成仏」(この身のまま仏の悟りを開く)という教えを現代語で分かりやすく表現したものです。検索結果でも、空海は「この身このままで仏のさとりを開く『即身成仏』を説いた」と解説されており、ブログ記事などでは「誰しもがこの身このままで仏さまになれる」とキャッチフレーズ的に紹介されています。
-空海の著作『即身成仏義』などでは「身・口・意の三密を修することでこの身のまま仏と一体となる」と説かれていますが、「この身このままで仏となれる」という表現は見られません。したがって、当該フレーズは空海の著作からの直接引用ではなく、彼の教えの内容を端的にまとめた現代的な言い換えと考えるのが妥当です。-

「身体・言葉・心」を使って仏とつながる方法!

三密とは?

  • 身(しん):手で印を結ぶ(ポーズをとる)
  • 口(く):真言(マントラ)を唱える
  • 意(い):仏の姿や意味を心に思い描く

🧘‍♀️ これらを同時に行うことで、仏と一体になれるとされているんです。

🎮 例えるなら… 「ゲームで“変身モード”に入るための3つのボタンを同時に押す」みたいなもの。全部そろうと、仏モードに突入!

「宇宙=仏。自分=宇宙。だから、自分=仏」

  • 空海の密教では、仏は遠くにいる存在じゃなくて、宇宙そのもの
  • その中心にいるのが「大日如来(だいにちにょらい)」という仏で、すべての命の源。
  • 自分も宇宙の一部だから、仏と切り離された存在じゃない。むしろ、仏そのものなんだという考え方。

🪐 例えるなら… 「宇宙のWi-Fiにつながってるスマホみたいなもの。仏のネットワークに、みんなすでに接続済み!」

教えやさしい意味若者向けメッセージ
即身成仏今の自分のままで仏になれる自分を信じて、今を大切にしよう
三密修行身・口・意を整えて仏とつながる行動・言葉・心を意識してみよう
密教哲学宇宙と自分はつながっている=仏そのもの自分の中にある“光”を見つけよう

・空海の教えは、自己肯定感や生きる意味を見つけるヒントにもなります。「完璧じゃなくてもいい」「今の自分でいい」って言ってくれる仏教って、ちょっと優しいと思いませんか?

もっと深く知りたいテーマがあれば、どんどん掘り下げていきましょう!

・曼荼羅の格調高いものをぜひ!

  • ○復刻美術作品『 国宝『高雄曼荼羅』復刻純金木版画』 | 木版画 | 日経アート
  • 空海ゆかりの名宝が集まった空前絶後の特別展「国宝 東寺ー空海と仏像曼荼羅」 | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!
  • 東寺 両界曼荼羅・法隆寺 伽藍 〜ニッポンの国宝100 FILE 49,50〜 | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!
  • ヒーリング曼荼羅kiko
  • ○復刻美術作品『 国宝『高雄曼荼羅』復刻純金木版画』 | 木版画 | 日経アート
  • 胎蔵界曼荼羅の通販 | ホビーの価格比較ならビカム

・こちらが格調高い曼荼羅の画像です。空海ゆかりの「両界曼荼羅」や、国宝「高雄曼荼羅」など、荘厳で深遠な美しさを持つ作品が揃っています。曼荼羅は、宇宙の構造や仏の世界を視覚的に表現したもので、見るだけで心が整うような力があります。

曼荼羅の世界に触れることで、空海が説いた「即身成仏」や「三密修行」の意味も、より深く感じられるかもしれません。”真言は宇宙と人とを結ぶ”

🕉️宇宙の中心に座す仏:大日如来像と真言の深奥

🔆大日如来とは何者でしょうか?

大日如来(だいにちにょらい)は、密教における根本仏であり、「宇宙の真理そのもの」を象徴する存在です。サンスクリット語では「マハーヴァイローチャナ(Mahāvairocana)」と呼ばれ、「大いなる光を放つ者」という意味を持ちます。

彼は、すべての仏の源であり、森羅万象を照らす太陽のような存在。 その姿は、他の如来像とは一線を画し、宝冠・瓔珞・臂釧などの装飾を身にまとった荘厳な王者の姿で表されます。これは、悟りの世界を統べる“王”としての象徴であり、仏教美術の中でも最も格調高い造形のひとつです。

🧘‍♂️両界曼荼羅における大日如来像

密教では、大日如来は「両界曼荼羅」の中心に位置します。

曼荼羅中心の印相象徴する世界
金剛界曼荼羅智拳印(ちけんいん)智慧・理知の世界
胎蔵界曼荼羅法界定印(ほっかいじょういん)慈悲・受容の世界

・この二つの曼荼羅は、智慧と慈悲の両面から悟りの構造を視覚化したものであり、大日如来はその中心で宇宙の調和を司っています。

🔮真言の響き:宇宙とつながる言霊

大日如来の真言は、密教修行の核心です。唱えることで、仏と一体となる「三密修行(身・口・意)」が完成し、即身成仏への道が開かれるとされます。

・これらの真言は、単なる言葉ではなく、宇宙の振動そのもの。声に出して唱えることで、内なる仏性が目覚め、心が静まり、世界との一体感が生まれます。

🌌まとめ:大日如来像と真言が導く“本質とのつながり”

⁑若者にとっても、大日如来の教えは「自分を信じる力」「世界と調和する感覚」を育む大きなヒントになります。仏像を見つめ、真言を唱える――その瞬間、あなたの中にある“光”が静かに輝き始めるでしょう。

⁂大日如来像は、密教の中心仏である大日如来(だいにちにょらい)を表した荘厳な仏像で、宇宙の真理そのものを象徴しています。空海が伝えた真言密教では、金剛界胎蔵界という二つの世界観に基づいて、それぞれ異なる姿で表現されます👇

🕉️大日如来像の種類と特徴

種類印相(手の形)象徴するもの姿の特徴
金剛界大日如来智拳印(ちけんいん)<br>右手で拳を作り、左手の人差し指を握る壊れない智慧(ダイヤモンドのような真理)宝冠・瓔珞などの装飾をまとい、王者のような威厳ある姿
胎蔵界大日如来法界定印(ほっかいじょういん)<br>両手を重ねて膝の上に置く包み込む慈悲(母胎のような優しさ)蓮華座に座り、穏やかで静かな表情。柔らかく包容力のある雰囲気

🌟大日如来像の共通する美しさ

座り方(結跏趺坐):両足を組んで座る姿勢は、安定と集中を意味し、瞑想の理想形。

装飾の豊かさ:如来でありながら、菩薩のように宝冠やネックレスを身につけています。これは、宇宙の王としての象徴。

表情の深さ:静かでありながら、すべてを見通すような眼差し。見る者の心を映す鏡のようです。

  ⁂お釈迦様は”大日如来様”が姿を変えられた存在です

  ⁂宇宙の中心にある“意識”—
・仏はそれを大日如来・と呼び、・神は天之御中主と呼んだ…。
名は違えど、光はひとつだ。言葉を変えると、ー

ー大宇宙は名を持たない…。仏教ではそれを“大日”と呼び、神道では“天の御中”と呼ぶ!
  ・どちらも、君の魂を目覚めさせるための同意語…ー

      dainitinyorai=あめのみなかぬしのかみ 

・これはサンスクリット語の音をそのまま唱える「マントラ(真言)」で、音そのものに力があるとされます。

光明真言は、言葉の意味よりも「響き」に力があるとされますが、現代的なイメージで解釈すると:

  • オン:宇宙の始まり、根源の音
  • アボキャ ベイロシャノウ:大日如来への帰依
  • マカボダラ マニ ハンドマ:智慧と慈悲の宝を得る祈り
  • ジンバラ ハラバリタヤ:心の汚れを清める力
  • ウン:真理とのつながりを象徴する音
  • 心身の浄化
  • 災難除け・厄除け
  • 病気平癒・健康祈願
  • 先祖供養・冥福祈願
  • 精神安定・開運招福

⁑「阿字」は、サンスクリット語(古代インドの言葉)で最初の文字「a」のこと。日本語の「あ」、英語の「A」と同じように、すべての始まりを表す文字なんだよ。

でも、ただの「最初」じゃないのが面白いところ!

・密教ではどう考えるの?

・密教(みっきょう)っていう仏教の教えでは、「阿字」は宇宙のすべての根源(こんげん)を表す特別な文字とされてるの。つまり、「阿字」は生まれる前の世界=本当の始まりを象徴してるんだ。

・この考え方を「阿字本不生(あじ ほんぷしょう)」って言うよ。

  • 「本不生」=「もともと生まれていない」
  • だから、「死ぬこともない」=「永遠の世界」

ちょっと哲学っぽいけど、「阿字」は生まれたり死んだりする前の、変わらない本質を表してるってこと!

・どこで見られるの?

・お寺やお墓で「阿字」の梵字(ぼんじ)を見ることがあるよ。特に真言宗では、

  • 位牌(いはい)や塔婆(とうば)に「阿字」が書かれてる
  • これは「亡くなった人が本来の世界に戻った」って意味になるんだよ。

もし「阿字観(あじかん)」っていう瞑想法に興味があったら、それも「阿字」を使って心を静める方法なんだ。まるで、森の静けさに耳をすませるような感覚になれるんです。…🌲

・全ての人の真の故郷が”阿字の国” です。

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  • 疫病地獄(天然痘・麻疹・赤痢)
  • 飢饉地獄(冷害・不作・米不足)
  • 戦乱地獄(平将門の乱など)
  • 地震地獄(大地震による家屋崩壊)
  • 火災地獄(木造都市の常なる大火)

疫病に呻く者、飢えに泣く者、道に倒れ骸となる者。
わたしの眼前に広がるこの世は、まさに生きながらの地獄である。国家のための経文や、権門に仕える供養では救えぬ。
・わたしは山に入り、身を削り、真言をもって衆生の苦を担う。
「この身このままで仏となれる」──その道を示すために。

見よ、この苦界を!
・この人々を、救いから遠ざけてはならぬ!
・仏は天上にあらず、衆生の涙の中にあるのだ…。≪人々を、庶民を救うNEW仏教を、 1日も早く “密教” を日本へ!

🌊航海の困難:遭難と漂着

・第16次遣唐使船の第一船難民  (30余日を奇跡的に生存)       
     ー画:空海ー

4. 「空海の漂着と筆の力」──知識が命を救った瞬間

🌊「この姿こそ、誇りの証。」

34日間、波に揉まれ、星に導かれ、命を削ってたどり着いた異国の浜。 衣は裂け、肌は焼け、言葉も通じぬ地に、彼らは立った。 その姿は、敗者ではない。 それは、知と志を背負った者の、誇りの形だ。 彼らは叫んでいる── 「我らこそ、日本の未来を拓く者。 みすぼらしく見えるか? ならば、目を凝らせ。 この傷と泥にこそ、本物の勇気が宿っている。」

    ○空海は天皇の国書を紛失した使節団のために漢文で弁明文を代筆。

●その文才に感銘を受けた福州の役人・閻済美が、空海らを正式な国賓(遣唐使)として認めるよう命令しました!

🧭まとめ:遣唐使船は“密教伝来”の起点

「日本からの素晴らしく、優秀なリーダーが来るのを待っていました!!」
 <唐・青龍寺・恵果和尚>    
     

 🕉️空海は密教の第8祖

  • 空海は唐の青龍寺で恵果和尚から密教の奥義を直接授かり、正式な継承者として認められました。
  • この儀式を「伝法潅頂」と呼び、仏教界では非常に重要な意味を持ちます。
  • 空海はこの時、「遍照金剛(へんじょうこんごう)」という密教名号を授かりました。

この継承により、空海は密教の正統な流れを受け継ぐ第8祖となり、日本に真言密教を根づかせる礎を築いたのです。

奇跡⓺>/

延暦23年(804年)、日本から唐へ向けて4隻の遣唐使船が出航しました。空海は第1船、最澄は第2船に乗っていたとされます。

  • 第3・第4船は暴風雨により沈没または航行不能となり、死傷者も出たという記録があります。
  • 空海の船は約30日間漂流し、唐の福州赤岸鎮に漂着。
  • 最澄の船は50日以上漂流し、明州寧波(現在の寧波市)に到着したそうです。

このように、空海と最澄の船だけが唐に到達したというのは事実に基づいています。空海は漂着後、福州の役人に嘆願文を提出し、遣唐使としての正当性を認められました。その文才と精神力が高く評価され、長安への道が開かれたのです。

・確かに「密教伝来のための美談」として語られることもありますが、空海の漂流や文書による交渉、そして恵果和尚からの密教伝授は、複数の史料に記録されており、歴史的事実としての裏付けがあります

・『ところで、第16次遣唐使が派遣された延暦23年(804年)の時の天皇は、桓武天皇(かんむてんのう)です。

桓武天皇は、平安京への遷都を行ったことで知られ、政治改革や仏教の整理にも力を入れた人物ですね。』 天皇は日頃より中国・唐の国の役人たちが ”遣唐使にかぎらず、日本人は、体は小柄だし(倭人)、容姿はメチャクチャ(不細工)だし、ひどい人種だなあ!”と堂々と公言していることに、日頃から腹立たしく思っていました。

・そこで、第16次遣唐使からは、スラリ長身で、絶世の美男子だけを選りすぐって選考することとしました。当時の美形男子とは?実写物はもちろんございませんが、漂流後の空海さんの描かれた画を見ると、天皇の”強い心意気”が感じとれましょう! なにしろ(794)平安遷都された、御立派なお方でございます。

平安京への遷都(794年)それまでの仏教勢力が強かった奈良(平城京)から、政治と宗教の分離を図るために新都・平安京へ遷都しました。

    ・中央集権体制の立て直しを図り、地方統治の強化にも取り組みました。

蒙古襲来【文永の役1274年)】  

   👉 第一次侵攻は試験的で、迅速な撤退戦に!《元軍》

7年後【弘安の役(1281年)】 蒙古大再襲来15万の大雪辱戦に‼ー     

  • 攻撃軍総数:約14万〜🌊15万人(🌊史上最大規模)
    • 東路軍(高麗方面軍) 約4万〜5万
      • モンゴル・高麗の混成部隊
    • 江南軍(南宋方面軍) 約10万
      • 南宋征服後の中国人水軍主体
  • 総司令官:洪茶丘、范文虎(はんぶんこ)
  • 侵攻経路:
    • 東路軍:朝鮮半島から対馬海峡経由
    • 江南軍:華南から東シナ海を北上し合流予定
  • 戦況:
    • 🌊博多湾で上陸阻止、防塁と夜襲に苦戦
    • 🌊7月末の**台風(神風)**で壊滅。
    • 🌊壱岐・対馬沖で多くの船が沈没。


  • **🌊兵士の多くが「征服された諸民族」**で、士気に差が大きかった。
  • 🌊指揮系統の混乱・連携の遅れが敗北の大きな要因でした。
  • 🌊日本の防塁・夜襲・地形戦への不慣れさも大きな敗因です。


         ⇩

 🌊その時、諸国の不動明王、各地の御影、山寺の御正体、悉く分身して博多に集う‼ 🌊

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⁂ 西暦1019年、突如、九州北部の空が焼けた!
・“刀伊(とい)”と呼ばれる異民族(女真族というツングース系の遊牧民で、今の朝鮮半島北部あたりから現れた海賊軍)が、
突然、50隻の船団組、壱岐・対馬を襲い、島の村々を全て焼き掃い、島民を虐殺し、拉致し、現九州の大地を血で染めつくした—。壱岐の島守・藤原理忠(まさただ)が兵を率いて迎撃に向かうが全滅!
まさに「日本史上、初めての外敵来襲」である。だが、その侵略を博多で食い止めたのは、中央の貴族ではなく、一人の地方武士・大宰権師(藤原隆家)だった。
藤原隆家は、わずかな兵を率いて応戦し、博多への上陸を食い止め、逆に朝鮮の高麗の領地まで海賊軍を追い返した。  ー命を賭して異国の軍を退けたー…。
この戦いが、のちの「武士の世」の幕開けを告げたとも言われる。-この時、命懸けで戦ったのが関東・東北から九州にやって来ていた武士達だった。ー東国出身の武士達が藤原氏という貴族の指導の下で戦い、外敵を追い出した。ーそして、ここから”貴族”と”武士”が強く結びつき、  また貴族が”武家化”していったのです…。

   ⁂  それからおよそ250年後—
       再び海の向こうから襲い来る外敵、「元寇(げんこう)」。
  当時、最強軍団であった大モンゴル帝国の大軍が日本を飲み込もうとしたとき、
 その背後には、かつての「刀伊の入寇」の記憶が、
日本人の魂の奥底に、警鐘のように響いていた…。       <勝因の1つにぜひ❢・・・>

    “外敵に屈せぬ国魂(くにだま)”——それは、刀伊の夜に生まれた。

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⊛ その後、聡明にして偉大なる、桓武天皇は 長岡京建設では藤原種継を重用し、仏教勢力や反対派を政治の中枢から遠ざけました。

🛕なぜ?仏教整理をー「国家鎮護」の仏教では、民を救えない…!

⁑長岡京では仏教寺院の建立や移転を認めず、宗教の政治介入を防ぎました‼

・「真言密教の全てを伝授しました…。一日でも早く日本へ帰られて、この密教を広く伝えなさい…!」

⁂地震対策ー

災害の前ぶれのような空。地面が割れ、建物が崩れそうになっている。

・おじいさん、子ども、役人…みんなびっくりして、どうしていいかわからない様子。

・家の中でも安全じゃない。屋根が落ちそうで、女性たちは柱につかまってる。

害の前ぶれのような空。地面が割れ、建物が崩れそうになて災害の前ぶれのような空。地面が割れ、建「この地は、揺れる。だからこそ、私たちは心を整える。空海の教えは、地震の国に生きる私たちへの贈り物なのかもしれません。」からこそ、私たちは心を整える。空海の教えは、地震の生きる私たちへの贈り物なのかも

・南海トラフ巨大地震…想定死者29万8千人の地震が、30年以内に80%程度の確率で生じるのを修正。(R7.9.28日本政府)・

ー静寂な海岸ー

 ⁂月光が穏やかな波と砂浜を銀色に染め、星々が静かに見守るように輝いています…。

まるで時間が止まったような静寂の中、遠くに浮かぶ漁船が物語を秘めているようにも感じられます

(「天明山不動堂」に伝授される文献による)******

          「天明山不動堂」に伝授される文献による 章ー   (了)

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🧘‍♂️空海と『般若心経』のつながり

‐般若心経 (玄奘三蔵法師 作)現代語訳‐

 🧘‍♂️空海と『般若心経』ー玄奘三蔵法師作ー

🏔ヒンドゥークシュ山脈を越えてー

📚翻訳という新たな挑戦ー

そして時を経て、空海 <誕生年は774年(宝亀5年)入定(にゅうじょう=死去)は835年4月22日(承和2年3月21日)というもう一人の偉大な僧が現れます。彼はこの『般若心経』を、密教の眼で読み解きました。空海は言いました──「迷いも悟りも、遠くにあるものではない。すべては自分の心の中にある」と…。 空海〈幼名:真魚)は玄奘後凡そ 1世紀(110年後)に誕生。 偉人達のリレ―・バトンタッチの凄まじさを感じるのは私だけでしょうか?

・もし貴方が「自分って何だろう」と悩むなら、般若心経はその問いに静かに寄り添ってくれる。「色即是空、空即是色」──この言葉は、見えるものも見えないものも、すべては変わりゆくものだと教えてくれる。だからこそ、今の君の不安も、やがて風のように過ぎ去る…。

玄奘師は「知ること」の力を信じ、空海師は「感じること」の深さを伝えた。二人の教えは、まるで両手のように、貴方の心を包み込む…。

・般若心経は、暗記するものではなく、感じるもの‼  それは、貴方が自分自身を見つける旅の地図。迷ってもいい。立ち止まってもいい。でも、耳を澄ませば、きっと心の奥から「空(くう)」の声が聞こえてくる…。

・玄奘は生死を分けたゴビ砂漠を必死な形相で歩く、必死に足を進める、インドへの聖なる道なき道を!
讃岐国(現在の香川県)に生まれ、唐で密教を学び、日本に伝えました。高野山や東寺の創建、庶民教育のための「綜藝種智院」設立など、社会事業にも尽力しました。

玄奘が旅したシルクロードの先に、空海が密教を受け継いだという流れを思うと、時空を超えた仏教の縁が感じられますね🍂

                🍂 ( と 空海)の章   <了>  ‐RYOUSYOU‐  **********************************************************************************************************

日時令和7年11月23日(祝)・宮中≪新嘗祭≫に合わせ斎行
祭事午前10:00 開始合祀大祭)/ 午前11:00 頃釜鳴神事
祭神・本尊不動明王八海山大神古峰大神正一位妻恋稲荷大神 空海所縁の四柱 合祀祭
会場天明山不動堂(〒950-0081新潟市中央区三和町3番5号)

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          天明山不動堂 主宰 Ryousyou 

      

                            

      

    

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